空圧逆止弁は最もシンプルなタイプの空圧弁の1つで、 圧縮空気は一方向に流れ、反対方向への流れを防止又はブロックします。チェックバルブとも呼ばれているこのシンプルで効果的な装置は、逆流圧力が原因で発生する可能性のある損傷を防止するために役立ちます。 RSでは、 Festo、 SMC、 Legris、 Norgren、そしてもちろんRS PROをはじめとするトップメーカーの高品質バルブを幅広くご用意しています。
逆止弁は自動的に動作します。 つまり、ほとんどの弁は、人間の介入による外部制御を必要としません。バルブには、 入口ポートと出口ポートの2つの開口部又はポートがあります。上流側の圧力がスプリングの張力を克服するのに十分な場合、内部スプリングが上昇します。これは「クラッキング圧力」と呼ばれます。
クラッキング圧とは、流れが初めて発生するときの、バルブの入口と出口の間の最小の圧力差です。クラッキング圧に達すると、 バルブが開いて流れが起こり、 圧力が落ちるとバルブが閉じます。
空圧逆止弁には主に、プッシュイン式チューブ対チューブ、又はプッシュイン式チューブ対ねじの、2つのタイプがあります。
チューブ対チューブ逆止弁
このタイプの逆止弁は、いずれの端にもプッシュイン接続ポートを備え、黄銅やアルミを含むさまざまな素材のボディが用意されています。 ホースのサイズは、4 → 12 mmです。
チューブ対ねじ式逆止弁
このタイプの逆止弁は、一方の端にチューブ接続、もう一方の端にねじ接続があります。黄銅やアルミなど、さまざまなボディ素材のものがあります。ホースサイズは4 → 12 mmで、ねじ部は一般的にBSPP (G)、 BSPT (R)、 NPT、 及びメートル法です。