レベルシフタ・レベル変換は、トランスレータICとも呼ばれ、電圧又はロジックレベル間で電気信号を変換する、回路上の半導体デバイスです。レベルシフタを使用して、TTLやCMOSなどの電圧要件が異なる他のICとの互換性が確保されます。レベルシフタは、さまざまな電圧レベルで動作するコンポーネント間のインターフェイスとして機能します。この機能により、ハイからローレベル電圧(5Vから3.3Vロジックなど)に、又はその逆にローからハイレベル電圧(3.3Vから5V)にシフトできます。
レベル変換IC/レベルシフタ回路はピン数、変換方式、パッケージタイプ(SOIC SOT-23やVSSOPなど)、ロジックレベルの異なるタイプが各種揃っています。
I2C (Inter-Integrated Circuit)トランスレータもあります。これは、マルチマスタからマルチスレーブへの2線式シリアルバス規格で、さまざまなビットレートでのシリアル通信を可能にします。I2Cトランスレータの信号は、クロック信号によって検証されるロジックレベルを伝送する個別の信号データで構成されています。送信される信号は両方とも双方向です。