ヒーターマット・ヒーターパッドとは?
ヒーターパッドはヒーターマットとも呼ばれ、機械設備や製造産業などにおいて、プロセス制御における過熱装置として一般的に使われています。ヒーターパッドは面形状の柔らかいヒーターなので、被加熱面に密着させ、確実に熱を伝えます。安定した温度制御も可能です。クランプ、専用ボンド、専用シートなど、多様な取付け方法に対応しています。ヒーターマットには、角形、円柱、丸形などさまざまな形状のものがあります。
ヒーターパッドの種類
一般的に使用されているタイプは、以下のようなものがあります。
- シリコンヒーターマット:シリコンラバーで作られた柔軟な加熱装置です。ワイヤ又はホイルがシリコンシートの間に積層され、熱をすばやく効率的に伝えます。このヒーターマットは熱プレス機、熱板、集積バルブなどの用途に多用されています。
- マイカヒーターマット:絶縁材であるマイカ板に発熱体を挟み込んだヒーターです。熱効率が良く、昇温が早く、加熱物に直接接触させて使用できます。家電、自販機、 処理 / 包装機器などの用途に多用されています。