個人用保護具の装着方法
個人用保護具支給およびメンテナンス
個人保護具は雇用主がすべて支給およびメンテナンスし、ほとんどの場合、雇用主が保管します。一部の企業では、従業員が作業服などを持ち帰る規定となっている場合があります。
個人用保護具の着用手順
例:
- 呼吸用保護具や保護マスクの場合、後頭部でしっかり固定してからマスクの位置を調整すると、すき間を作ることなく装着できます。
- 手袋をしっかり伸ばして装着することで、手首が露出するのを防げます。
- 保護メガネや保護用バイザーで目が覆われていることを確認してから、後頭部で固定します。
個人用保護具の外し方
個人用保護具を安全に外すには、汚染された箇所を避けるようにすることが大切です。
例:
- 呼吸用保護具や保護マスクの場合、後頭部の固定を解除してマスクを顔から外します。この際に、顔をマスクの前面につけないように注意します。
- 手袋の場合、身体から離した状態で片方の手袋を裏返し、手袋の手のひらの部分をつかんで引っ張ります。手袋を外した手の指をもう一方の手袋の内側に手首から入れ、その指を押し出すようにして手袋を外します。
- 保護メガネや保護用バイザーの場合、後頭部の固定を解除して保護具を前に向かって外し、顔から離します。
個人用保護具を外す際に汚染箇所に触れた場合は、適切な洗剤で手をよく洗います。
個人用保護具が破損した場合
個人用保護具が破損した場合は、直属のマネージャーまたはマネージャーと同じような立場のスタッフにただちに連絡して、保護具を交換してください。
個人用保護具の適切な処理方法
使い捨ての個人用保護具は、少しの時間だけ使用した場合でも汚染されている可能性があります。適切に密閉してから、指定されたゴミ箱に捨ててください。