ケーブル管理コンポーネントを構造システムと併用すると、さまざまな用途での配線の隠蔽や管理を行えます。構造システムは、ストレージラック、 コンピュータステーション、 作業台、その他多くのモジュール構成など、さまざまな産業用途や住宅用途で使用できます。こうした用途の多くでは、コンピュータシステム、 工具、 照明、手動操作機器などに対する電力が使用されます。ケーブル管理により、あらゆるソースのケーブルを安全に配線できるようになります。
ケーブル管理コンポーネントの種類
あらゆる環境で配線を確実に収容したり固定したりするためのさまざまなケーブル管理コンポーネントがあります。
ケーブル配線ダクト - 配線を容易にして保護するための主要かつ最も一般的な方法です。U字形の長尺チャンネルとふた部分で構成されている 配線ダクトでは、ケーブルを開口面に収めて支持台又は表面に固定するため、面倒なチューブやパイプシステムを通してケーブルを引く必要はありません。ケーブルを配線したら、 ふた部分をはめ込むと、ケーブルが収容され保護されます。配線ダクトのふたは、いつでも取り外せるので、メンテナンス時や再配線時にケーブルを簡単に出し入れできます。
キャップ及びクリップ - 配線ダクトと併用します。 さまざまなバインディングクリップの他に、配線ダクトを結合したり閉じたりするためのエンドキャップもあります。こうしたクリップを使用すると、短い配線ダクトを結合して長くしたり、作業場の周囲に配線するためのコーナーを形成したりできます。