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レッドピタヤ社がフロスト&サリバンの 「2014 Global New Product Innovation Award」を受賞

名刺サイズのマルチ計測ボード「Red Pitaya」が、計測器部門において最高評価を獲得

日本, 2015年2月9日:

電子・電気部品、産業用部品の通信販売会社、アールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人本社:神奈川県横浜市、代表取締役:横田 親弘)は、低価格マルチ計測ボード「Red Pitaya (レッドピタヤ)」を開発したスタートアップ企業のレッドピタヤ社が米国の調査会社Frost&Sullivan(本社:米カリフォルニア州、以下、フロスト&サリバン)より、計測器部門の「2014 Global New Product Innovation Award」を受賞したことを発表しました。当社と当社グループ会社のアライドエレクトロニクス(本社:米国、以下、Allied)は、「Red Pitaya」を独占販売しています。

「Global New Product Innovation Award」は、先進性や革新的なビジネス戦略、統率力といった基準で評価し、顕著な性能や優れたサービスを生み出した企業に授与されます。また、新製品の品質やデザイン性といった特徴のほか、重要な審査基準として価格・性能・操作性など、ユーザーへ与える影響も評価に含まれます。「Red Pitaya」は、2014年度の計測器部門で最も高い評価を獲得しました。

フロスト&サリバンは、「Red Pitaya」に対して多機能であること、オープンソースで開発されたこと、再構成可能な機器であることを高く評価しています。「Red Pitaya」は単なる計測ボードではなく、アプリケーションストアの「Bazaar  (バザー)」とソースコードライブラリの「Backyard (バッグヤード)」を兼ね備えた計測環境であり、これらすべてがユーザーの創作力を引き出します。「Red Pitaya」はARM Cortex™ A9MPデュアルコアとFPGA を統合したXilinx製SoC「Zynq7010」をベースに、ソフトウェア/ハードウェアをプログラムすることができます。また、FPGAおよびCPUレベルでカスタマイズでき、実世界のアナログ信号の処理が可能です。

「Red Pitaya」は2014年4月の発売以来、米国、ドイツ、日本を中心に売り上げが好調で世界的に需要が高まっており、今回の発表では、グローバル販売代理店として当社とAlliedが果たした大きな役割についても評価をいただきました。

レッドピタヤ社について

レッドピタヤは、ロボット工学・高度診断学・粒子加速器用計測を専門とする4人のエンジニアによって2013年6月に設立されたベンチャー企業です。同社が最初に開発し製品化した名刺サイズのマルチ計測ボード「Red Pitaya」は、低価格のため、愛好家の使用だけでなく、教育の現場や産業用途など、幅広い分野で受け入れられています。詳細は、http://redpitaya.com/(英語)をご覧ください。

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