Industrial Shields（インダストリアルシールズ）の「オープンソースPLC」と「パネルPC」の取り扱いを開始

IoT開発に適したArduino、Hummingboard、Raspberry Piを搭載

日本, 2015年10月16日:

電子・電気部品、産業用部品の通信販売会社、アールエスコンポーネンツ株式会社（日本法人本社：神奈川県横浜市、代表取締役：横田親弘）は、2015年10月16日（金）、Industrial Shields（インダストリアルシールズ、本社：米国）のオープンソースハードウェア（OSH）の柔軟性と業界標準の信頼性を兼ね備えるオープンソースPLCおよびパネルPCの取り扱いを開始したことを発表しました。

近年、柔軟性の高いオープンソース開発ボードは、電子エンジニアの設計プロセスの効率化を実現し、IoT（Internet of Things、モノのインターネット）をはじめとする画期的なアプリケーションの試作制作にかかる時間を大幅に短縮しています。

Industrial ShieldsのオープンソースPLCおよびパネルPCは、Arduino、Raspberry Pi、Hummingboardsなどの一般的なオープンソースの開発ボードを搭載しています。従来と同様の方法でプログラミングでき、開発者は柔軟性の高いプログラミングコードで試作品から完成品へと開発を進めることが可能となります。

今回、当社が取り扱うオープンソースPLCは、Arduino Leonardoを搭載するコンパクトPLC「ARDBOX」（RS品番：885-0913、885-0917）とArduino Megaを搭載するイーサネットPLC「M-DUINO」（RS品番：885-0923、他全6アイテム）です。両モデルとも電源電圧が12-24 V DCで、Arduino IDEにてプログラムおよびモニタリングが可能です。コンパクトPLC「ARDBOX」には、デジタル、アナログ、およびリレー出力を選択できる最大20ピンのI/Oを備えた2種のバージョンがあり、イーサネットPLC「M-DUINO」には最大58ピンのI/Oを備えた6種のバージョンがあります。いずれもI2C 通信接続が可能なため、複数のユニットを接続してI/Oを拡張することができます。また、USB、RS232、RS485の通信ポートも搭載しています。

パネルPCはオープンソースのプログラマブルタッチスクリーン（10.1インチ）で、3種のバージョンを展開します。「HummTOUCH Android」（RS品番：885-0935）と「HummTOUCH Linux」（RS品番：885-0939）は、Hummingboard ARMベースのシングルボードコンピュータで稼働する一般的なOSに対応します。また、Raspberry Piをベースとする「TOUCHBERRY Pi」（RS品番：885-0932）はRaspbian Linuxに対応します。3種ともにEthernet、USB、SPIシリアル（TTL）、I2Cなどの定番の通信ポートを備えており、Processing をベースとしたArduino IDEを用いてUSBポート経由で簡単にプログラミングを行うことができます。

Industrial Shields のオープンソースPLCとパネルPCは、当社オンラインサイト「RSオンライン」（/）にてご購入いただけます。

プレスセンター

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