プレスセンター

Press Releases


RS、厳しい環境基準とRoHS指令に適合した TE Connectivityの
ステンレススチール製D-Subコネクタを販売開始

エンジニアを有害性物質から保護し、優れた耐食性を提供

日本, 2019年11月6日:

電子部品オンライン商社のアールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人本社:神奈川県横浜市、代表取締役:ショーン・フレデリックス)は、新しいTE Connectivity AMPLIMITEモデルのステンレススチール製D-Subコネクタの発売を開始しました。その有害性が問題視されているカドミウムメッキを使用せず、金属素材部品の耐食性を評価する耐塩水噴霧性(*1)に準じた、EU RoHS指令(有害物質使用制限指令)(*2)対応商品です。

AMPLIMITEモデルは多くの分野に使用していただける幅広いラインアップをご用意していますが、D-subコネクタは特に軍事、防衛システムや海洋、航空宇宙分野の電子機器、機械設計エンジニアの用途に最適な設計となっています。
厳しいEUの環境規制に対応し、米国防総省が軍需品に制定したMIL規格(MIL-DTL-24308)の要件をクリアするべく、仕様の強化や素材が行なわれました。

各D-Subコネクタは、最大500時間の塩水噴霧にも耐えるほど強度があり、環境に優しい不動態化されたステンレススチール製ハウジングに入っています。

圧着コンタクトはTEの標準密度型20AWGまたは高密度型22AWG、ピッチは2.29mmまたは2.77mmの設計です。
9極~104極のプラグ/レセプタブル、1~6のシェルサイズを用意、タイプはパネルマウント、ケーブルマウント、磁気および非磁気バージョンが利用可能です。最大接触電流定格は5Aまたは7.5Aで、動作温度範囲は‐55°~125℃となっています。

TE ConnectivityのAMPLIMITEモデルD-Subコネクタは、EMEA(ヨーロッパ・中東)とAPAC(アジア太平洋)地域のRSで販売されています。

RSオンラインでの TE Connectivity ステンレススチール製D-SubコネクタAMPLIMITEモデルはこちら
https://jp.rs-online.com/web/c/connectors/usb-d-sub-computing-connectors/crimp-d-sub-connectors/?applied-dimensions=4294768098,4292084525

※アールエスコンポーネンツ株式会社は、TE Connectivityの正規販売代理店(オンライン)です。

(*1)耐塩水噴霧性:金属素材またはめっきや塗装を施した部品や製品の耐食性を、塩水噴霧試験によって評価したもの。塩水噴霧試験は、金属などの大気腐食を対象にした腐食試験法の一つ。
(*2)RoHS指令:電気・電子機器における特定有害物質の使用制限に関するEUの法律。2003年の制定から、2019年7月22日より2度目の改正(RoHS2)が施行され、有害物質として禁止物質がこれまでの6物質から10物質に拡大された。「RoHS」はローズまたはロースと呼ばれ、日本語では「有害物質使用制限指令」と訳される。