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RS、ドイツ老舗メーカーIsabellenhütteの 高精度な電流検出抵抗器の販売を開始

欧州の自動車市場を中心に、世界中の産業分野を支える
電流計測技術でPCB設計をサポート

日本, 2020年3月2日:

電子部品オンライン商社のアールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人本社:神奈川県横浜市、代表取締役:ショーン・フレデリックス)は、Isabellenhütte社製の低オーミック電流検出抵抗器(SMD)の販売を2月11日から適時開始したことを本日発表します。
Isabellenhütteは、ドイツで創業以来500年以上の歴史を持つ合金材料・抵抗器・電流センサーメーカーです。特許技術であるISA-WELDおよびISA-PLANテクノロジーにより開発された高精密な電流検出抵抗器は、熱電・電流など測定レンジや安定性、インダクタンスなどに関する厳しい基準を満たし、欧州の自動車メーカーを中心に、世界中の自動車・充電・家電・エレクトロニクス製品に数多く採用されています。
RSは、200以上のSMD電力抵抗器仕様を含む高いレベルのIsabellenhütte製品を提供する最初のディストリビューターとして、エレクトロニクスエンジニアに向けプリント基板(PCB)設計の最適な計測ソリューションを展開します。

Isabellenhütteの抵抗器は、電気自動車、ハイブリッド車、従来車のバッテリー管理、ABS(アンチロックブレーキシステム)、ASR(アンチスリップレギュレーション)、クルーズコントロール、パワーステアリング、燃料噴射、トラクションコントロールシステムなどの自動車用途で広く使用されています。 また、電源、エネルギーメーターおよびIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)パワーモジュールのシャントとして、さまざまな産業、通信、民生用アプリケーションでの実績も豊富です。

ISA-PLAN抵抗器では、非常に低い抵抗温度係数(TCR)を示す同社製抵抗合金(マンガンまたはゼラニン)の均質な膜に非常に正確な抵抗素子がエッチングされます。それらは電気的に絶縁され、高熱伝導性の金属基板に取り付けられパッケージ化されています。
抵抗器の材料は熱電的に銅に適合し、電圧降下の影響を実質ゼロに低減します。基板への熱伝導により、優れたパルス電力定格が可能になります。
1mΩ~4.7Ωの抵抗値、0.5%、1%または5%の許容誤差、0.5W~7Wの電力定格、最低20ppm/℃のTCRで利用可能です。

ISA-WELD抵抗器は、銅と抵抗合金(マンガニン、ゼラニン、ノベンチン、ISA OHMまたはアルクロム)の電子ビーム溶接により設計されています。さまざまな形状や用途に適応可能な柔軟性があり、抵抗器内で均一な電流密度と熱分布を提供します。
0.1mΩ~6.8mΩの抵抗値、1%または5%の許容誤差、最大15Wの電力定格、最低20ppm/℃のTCRを提供します。

Isabellenhütteの電流検出抵抗器は、EMEA(ヨーロッパ・中東)とAPAC(アジア太平洋)地域のRSで販売されています。

※Isabellenhütteの電流検出抵抗器の詳細はこちら
https://jp.rs-online.com/web/c/passive-components/fixed-resistors/surface-mount-fixed-resistors/?applied-dimensions=4292017059

※アールエスコンポーネンツ株式会社は、Isabellenhütteの正規販売代理店(オンライン)です。