アクセサリによるマルチメータの有効活用

より簡単なプロービング

多くの場合、PCボードのプロービングには両手と両目が必要です。マルチメータのディスプレイを見ていると、プローブが滑り落ちる可能性があります。34401A、34410A、34411Aなどのマルチメータには、測定をロックする測定ホールド機能があります。測定を固定することにより、プロービングだけに集中できます。

Keysight 34133Aテスト・リードは、作業をさらに容易にします。このテスト・リードは小型軽量で、クラウン・ポイント・ポゴ・ピン採用のブラウザを備えています。バネ付きチップで小さな動きを吸収できるだけでなく、クラウン・ポイントによりはんだとの確実な接続が可能です。

高電圧/大電流プローブ

高電圧プローブを用いれば、高電圧をマルチメータを使って安全に測定できます。Keysight 34136A高電圧プローブは、34401A、34410A、34411Aで固定入力インピーダンス・モード(入力抵抗1 MΩ)で使用するように設計されています。このプローブは、1000:1ディバイダで40 kVDCまで測定できます。

DC電流や低周波AC電流(最大30 A、連続15 A)の測定には、Keysight34330A分流器(高精度0.001 Ω抵抗)をご検討ください。出力は、1 Aの電流当たり1 mVです。測定は、ワイヤをバインディング・ポストに接続するだけで簡単に行えます。

測定器と一緒にプローブとマニュアルを保管

マニュアルやプローブを測定器の「バックパック」に保管すれば、必要なものをすぐに利用できます。
Keysightでは、一般的なマルチメータの上部に取り付けられるように、2種類のサイズのナイロン製ポーチを用意しています。3 4 1 6 2 A ポーチは、34410A/3411Aマルチメータなどの長さの短いマルチメータ専用です。
34161Aポーチは、34401A/34420Aマルチメータ用です。

4端子抵抗測定には、追加プローブをオーダ

4端子抵抗測定には、リードがもう1セット必要です。3 4 1 3 8 A は、34410A/34411Aに付属しているものと同じです。数本のファインチップ・プローブとミニ・グラバーが付属しています。Keysightの34132Aデラックス・テスト・リード・キットには、2本のテスト・リード、バネ付きの引込み式フック・リード、ワニ口クリップ、ニードル・ポイント、ナイロン製ケースが付属しています。

オフセット誤差を最小化するコネクタ・ブロック

Keysight 34171A DMM入力端子コネクタ・ブロックは、ワイヤを5個の入力端子すべてに接続できる2個セットのコネクタです。端子は低熱起電力の銅合金製で、異種金属によって生じる熱起電力電圧を最小限に抑えます。

34401A、34410A、34411Aで使用できます。熱オフセット電圧を最小限に抑えるには、同じゲージのめっきされていない銅線をすべての接続に使用します。

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