RoHS適用対象について解説
RoHS適用対象カテゴリと適用除外項目
RoHSの適用対象に含まれる機器のカテゴリ
| 大型家電製品 |
小型家電製品 |
- 大型冷却機器
- 冷蔵庫および冷凍庫
- 食品の冷蔵、保存、および貯蔵に使用するその他の大型機器
- 洗濯機
- 衣服乾燥機
- 食器洗浄機
- 調理器具
- 電熱器
- 電気ホットプレート
- 電子レンジ
- 食品の調理などの処理に使用するその他の大型機器
- 電気暖房機器および電気ラジエータ
- 部屋、ベッド、椅子の暖房に使用するその他の大型機器
- 扇風機およびエアコン機器
- その他の送風、排気、および空調機器
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- 電気掃除機
- じゅうたん用掃除機
- その他の掃除用機器
- 裁縫、編物、および織物の製造機器、およびその他の織物加工機器
- アイロン、およびアイロン仕上げ、プレス、およびその他の衣類ケア用の機器
- トースター
- 揚げ物用鍋
- グラインダー、コーヒーマシーン、コンテナまたはパッケージの開梱または梱包用機器
- 電気ナイフ
- ヘアカット、ヘアドライヤー、歯磨き、ヒゲ剃り、マッサージ用の機器、およびその他のボディケア機器
- 時計、腕時計、および時間の測定、表示、または登録を目的とする装置
- 計量器
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| ITおよび通信機器 |
電動および電子工具(大型の産業用据付工具を除く) |
- 集中データ処理:
-メインフレーム
-ミニコンピューター
-プリンタユニット
- パーソナルコンピューティング:
-パーソナルコンピュータ
(CPU、マウス、画面、キーボードを含む)
-ノートブックコンピュータおよびノートバッドコンピュータ
- プリンタ
- コピー機器
- 電気/電子タイプライター
- ポケット電卓、卓上計算機、および電子的手段によって情報を収集、保存、処理、表現、または通信するためのその他の製品および装置
- ユーザー端末およびシステム
- ファックス機器
- テレックス
- 電話、公衆電話、コードレス電話、携帯電話、留守番電話、および電気通信によって音、画像、またはその他の情報を伝送するその他の製品または装置
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- ドリル
- のこぎり
- ミシン
- 木材、金属、その他の材料に回転、フライス削り、研磨、のこぎりによる切断、切削、剪断加工、穿孔、穴あけ、穴抜き、折りたたみ、曲げ、または同様の処理を行う装置
- リベット打ち、釘打ち、またはねじ留めあるいは取り外し用リベット、釘、ねじまたは同用途のもの
- 溶接、はんだ付け、または同様の用途の工具
- 溶射、延反、散布、またはその他の手段による液状物質またはガス状物質の処理
- 草刈りまたはその他のガーデニング作業用工具
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| 照明機器(電球および家庭用照明) |
民生用機器 |
- 蛍光灯用照明
- 直管蛍光灯
- 小型蛍光灯
- 高圧ナトリウム灯、メタルハライドランプなどの高密度放電ランプ
- 低圧ナトリウム灯
- 白熱電球を除く照明の拡散や制御を目的とするその他の照明または装置
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- ラジオ受信機
- テレビ
- ビデオカメラ
- ビデオレコーダー
- ハイファイレコーダー
- オーディオアンプ
- 楽器
- 電気通信以外の方法で音および画像を配布するための信号またはその他の技術を含む、音または画像の録音または複製を目的とするその他の製品または装置
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| 玩具、レジャー、およびスポーツ機器 |
自動販売機 |
- 電車またはカーレーシングセット
- 携帯型ビデオゲーム機
- ビデオゲーム
- バイクマシン、ダイビング、ランニング、ローイング(ボート漕ぎ)などに使用するコンピュータ
- 電気または電子構成部品を使用するスポーツ器具
- スロットマシン
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- ホットドリンク用自動販売機
- ホットまたはコールドドリンクのビン/缶用自動販売機
- 固形製品用自動販売機
- 現金自動支払機
- あらゆる種類の製品を自動供給するすべての装置
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RoHS指令適用除外項目
RoHS指令にはさまざまな適用除外項目が指定されており、EUはそれ以外の適用除外要求についても検討しています。
適用除外を正当化する主な要因は、技術的に実現可能な代替案が存在しないことです。
これらの適用除外は永続的なものではない可能性があり、一部については将来見直しが行われることが決まっています。
主な適用除外項目を以下に示します。
- 鉛の主な適用除外項目
- 高融点はんだ(85%を超える鉛を含有)に含まれる鉛
- 電子セラミック部品中の鉛
- 指定された合金に制限濃度以下で含まれる鉛
- CRT、電子構成部品、および蛍光灯のガラスに含まれる鉛
- 水銀の主な適用除外項目
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電気/電子機器(EEE)の定義
「電気/電子機器」または「EEE」の意味を以下に示します
正しく作動するために電流または電磁界に依存する機器であり、WEEE指令の付録IAで設定されているカテゴリに分類される電流と電磁界を発生、電動、測定することを目的とし、交流1000V、直流1500Vを超えない定格電圧で使用するように設計された機器。
(注)
このガイドはまだRoHS対応を始めていないお客様には、その影響や早急に対応すべき点を明確にするために、既に取り組みを開始されたお客様には、要求の全体をカバーしているかどうかの確認のためにご利用頂けます。
このガイドは指令の要点を概観するためのもので、鉛フリー製造への詳細な技術指南書ではありません。
個々のケースでは、部品メーカーや装置メーカーからの専門的なサポートが必要になる場合がありますので、ご注意ください。
本RoHSガイドは、弊社の本社である英国RSにおいて作成したものであるため、必ずしも日本国内のお客様全てにあてはまるものではないことを、ご了承願います。
